レジンを初めてみたい方向け道具や注意点などを投稿します。
初めに
自分の時間を持って、自分の考えや感情を表現できるのはとても素晴らしいことです。特にハンドメイドの作品を通じて、自分の好きなことや世界観をシェアできる喜びは格別ではないでしょうか。
ハンドメイドの中でも、レジンクラフトは人気があります。
LEDレジンを使って作品を作ると、美しい光の演出ができてさらに魅力的です。自分の趣味や興味に没頭する時間は、心を豊かにしてくれますし、新しい発見やアイデアが生まれるかもしれません。
ハンドメイドの楽しさは、自分の世界を表現しながら他の人ともつながれることです。自分の作品が誰かの心に響いたり、喜んでもらえたりすると、やりがいを感じます。一歩踏み出して、創造する喜びを大切にして、素敵な作品をたくさん作ってみてはいかがでしょうか。

レジンてどんな液体?
レジンには2種類あります。
1つ目のレジンは、液体状の透明な樹脂で、一般的にはエポキシ樹脂やポリエステル樹脂を指します。
この樹脂は硬化剤と混合することで固化し、透明で硬くて光沢のある仕上がりを得ることができます。
レジンは様々な用途に使われており、ハンドメイドや工芸品制作の際によく利用されます。
特にレジンアートやレジンクラフトと呼ばれる作品は、透明感や輝きが美しいため人気があります。
レジンを使用した作品の例としては、ジュエリーやアクセサリー、キーホルダーやコースター、ペーパーウェイト、模型や模造品、アート作品などが挙げられます。
レジンは硬化するまでの間に着色やインクを混ぜ込んだり、様々な素材や装飾品を埋め込んだりすることができるため、幅広い表現が可能です。
レジン作品を作る際には、樹脂と硬化剤を適切な割合で混ぜて気泡を取り除き、型に流し込んで固める工程を経ます。
その後、硬化させた作品は研磨や仕上げを行って完成させることが一般的です。
レジンは扱いが繊細な部分もありますが、その美しい仕上がりや表現の自由度の高さから、多くのクリエイターやハンドメイド愛好家に愛用されています。
- 材料の準備:
- エポキシ樹脂と硬化剤(通常は1:1の割合で混ぜます)
- ピグメントや着色剤(作品に色を付ける場合)
- 作業用の容器やスプーン
- ミキシングカップや棒(混合用)
- 作業場の準備:
- 作業スペースを確保し、作業面を新聞紙やビニールシートで覆います。
- 換気が良く、温度や湿度が安定した環境が望ましいです。
- 混合:
- ミキシングカップにエポキシ樹脂と硬化剤を1:1の割合で入れます。
- 指定された時間をかけて、丁寧によく混ぜます。気泡が発生しないように注意しましょう。
- 着色(任意):
- ピグメントや着色剤を加え、好みの色合いに調整します。また、パールパウダーやグリッターなどの装飾品を混ぜることもできます。
- 型へ流し込み:
- 準備した型に、混合したレジンをゆっくりと注ぎます。必要に応じて複数の層を作ることも可能です。
- 気泡の除去:
- レジンを型に流し込んだ後、気泡を取り除くために専用の気泡除去器具を使ったり、軽く振って気泡を浮かび上がらせます。
- 硬化:
- 指定された時間(通常は数時間から数日)をかけて、レジンを完全に硬化させます。この間、埃や異物が作品表面に付着しないように注意します。
- 仕上げ:
- 硬化した作品を型から取り出し、不要な部分をカットしたり、研磨して仕上げます。表面を滑らかにするために、樹脂の表面を磨いたり、コーティングを施したりします。
以上が基本的なレジン作品の制作手順です。初めての方は、少量の材料から始めて練習することをお勧めします。また、安全に作業を行うために適切な防護具(手袋、マスクなど)を着用することも重要です。

2つめのLEDレジンは、通常のエポキシレジンとは異なり、紫外線LEDランプ(UVランプ)を用いて短時間で硬化させることができるレジンのことを指します。通常のエポキシレジンは硬化剤を混ぜてから時間をかけて硬化させるのに対し、LEDレジンはUVランプの光を当てることで即座に硬化するため、作業時間を短縮できます。
以下にLEDレジンに関する詳細な情報をまとめてみました。
- 特徴:
- 速乾性: 紫外線ランプを使用するため、硬化時間が短く、作業効率が向上します。
- 透明度: 通常のエポキシレジンと同様に透明度が高く、美しい仕上がりを実現します。
- 耐久性: 長期間の耐久性があり、作品の保護や強化に適しています。
- 用途:
- ジュエリー: LEDレジンは透明度が高く、ジュエリーやアクセサリーの制作に最適です。
- アート作品: 美しい光沢と透明感を活かしたアート作品やデコレーションに利用されます。
- モデリング: 小さな模型やクラフト作品の製作にも適しています。
- 作業手順:
- 樹脂と硬化剤を適切な割合で混ぜます。
- 混合したレジンを型に流し込み、所定の位置に配置します。
- 紫外線LEDランプで約1〜3分間照射し、即座に硬化させます。
- 硬化した作品を取り出し、必要に応じて研磨や仕上げを行います。
LEDレジンは短時間で硬化させることができるため、初心者から上級者まで幅広く使われています。ただし、安全面や作業環境には十分に注意して作業することが大切です。
どんな道具があるの?
以下に、レジン作品を作る際に使われる主な道具や材料について説明します。
- エポキシレジン:
- 透明で硬く、光沢があります。
- 液体状で、混合比率に従って硬化剤と混ぜて使用します。
- レジン作品の基本的な材料であり、様々な用途に利用されます。
- 硬化剤:
- エポキシレジンと混ぜて反応させ、硬化を促します。
- 通常は1:1の割合で混合しますが、製品によって異なる場合もあります。
- ピグメントや着色剤:
- レジンに色を付けるために使用します。
- 様々な色があり、好みやデザインに合わせて選択します。
- ミキシングカップや棒:
- レジンと硬化剤を混ぜるための容器やツールです。
- 使い捨てのプラスチックカップや木製の棒が一般的です。
- 型:
- レジンを流し込んで固めるための形状を持った容器です。
- シリコン製やプラスチック製の型が利用されます。
- 研磨や仕上げ用具:
- 硬化したレジン作品を研磨したり、仕上げを行うための道具です。
- 研磨用のペーパーやポリッシャー、コーティング剤などが含まれます。
- 保護具等:
- 作業時には目や皮膚、呼吸器を保護するためのマスクやゴム手袋を使用します。
- 十分換気の整った所で行ってください。
これらの道具や材料を適切に使用することで、安全かつ美しいレジン作品を制作することができます。特に紫外線ランプの使用や化学物質の扱いには注意が必要ですので、作業前には安全についての知識を身につけておくことが重要です。
- 紫外線LEDランプ
- LEDレジンを硬化させるための光源です。
- 紫外線を放射するランプで、数分間照射することで即座に硬化させます。
- レジン液
- 楊枝
- キッチンペーパ
二液性レジンとUVレジンで注意しなければいけない事
- 換気をする!
UVレジンは独自の匂いを発するものが多く、密室で作業をしていると、体調不良を起こしてしまう恐れもあります。作業をするときは窓を開け、通気性の良い環境で作業を行いましょう。 - 手袋をつける
手につくとアレルギー反応が出るケースがあります。
アレルギーは蓄積される場合とついたらすぐ反応が出る場合があります。 - 服装のも注意!
UVレジンを扱う際、サイズの大きめな服を着ていると作業中に付着するおそれがあります。
気がつかないうち付着してしまう恐れがあるので、エプロンや汚れても良い服装を選ぶなど工夫しましょう。
1日1時間は自分の時間!
今日のお話はいかがだったでしょうか?
参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
Koaでした。